八朔まつり法要(2月1日)への招待が、八朔自生地「浄土寺」よりありました。
「はっさく大福」代表者としてお受け致しました。
ふるさと因島は柑橘の島、八朔と安政柑発祥の地でもある。
遠くは村上水軍、大正昭和に掛けては蚊取り線香の原料除虫菊の国内最大生産地として、農業史に刻まれている。
又、囲碁棋士本因坊秀作の生誕地として知られ、尾道市と合併(2006)するまでは、日立造船をはじめとする造船と柑橘の街因島市として栄えた島である。
物心ついた時から農協による八朔品評会があり、小学校の教室に賞を受けた八朔が展示され、多くの柑橘農家は栽培に励み子供たちは小遣い稼ぎに八朔樹木の天敵カミキリムシ(鉄砲虫一匹二円)捕りに励んだものである。
生産量としては和歌山県がトップ7割で広島県は2位2割ほどであるが、発祥の地の気象条件のせいか味は最高である。
・・・と思う。
農業祭と八朔祭りもいつしか途絶え、農業者の高齢化とレモンの人気に押され生産量は減少している。
八朔関連産業の発展を願い、苦労された先人達を思い保護育成に努めるべきとおもう。